クラウドサービスって何だろう!
ど~も!
ともみらです!
皆さんは、『クラウドサービス』って、いろいろと利用していますよね?
え?
ともみらさ~ん!
くらうどぉさ~びすぅ?
何それ?使ってるの!
って、思った人?
世界の村で発見!こんなところに日本人!に TV 出演できる才能があります。
まあ、そんな人は限りなく少ない事でしょう。
例えば、イメージしやすいところでは、携帯で写真を撮って、『Google フォト』に保存してるでしょうし、『G Mail』でメール をしている事だと思います。
あまり意識せずに、『クラウドサービス』を利用しているんですよね!
しかも無料でね!
ありがとうございます! Googleさん!
今回は、そんな『クラウドサービス』の中でも、仕事環境を劇的に変化させた と言っても過言ではない『クラウドサービス』を勉強していきましょう!
本日の テーマ ですが、
ともみらさぁ~ん?
えーだぶるえす??
何それ?
プロレスの団体名?
プロレスのネット中継でしょ??
って、首をかしげた人?
響き的には、それっぽいですよねぇ~
だけど、新しいプロレス団体ではありません。
『AWS』を簡単に説明していきましょうね。
尚、詳細な説明は、ネット上にもいろいろ出ていますので、詳しく知りたい方は探してみると良いでしょう。ここでは、なるべく簡単に説明していきますね。
- 読み方:えーだぶるえすと読みます
- 正式名:Amazon Web Services
- 何者:クラウドサービスのトップ企業
- 何ができる:いろんなサービスを組み合わせて利用する
あれ?
Amazon って?
ネットでいろんなものを売ってるよね?
あのAmazon?
そうです!
その Amazon ですよ!
特に、これから、IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方で、なかなか勇気を持って足を踏み出せなかったりする方も多いでしょう。
難しそうだし、クラウドって言われても、何となくしかイメージできないし、何から始めたらよいかわからないし?
正解です!
むしろ、そんな感じの方が、すんなり利用できてしまう可能性が高いと、ともみらは思っています。
説明は、なるべく簡単に説明しますので、興味が出て詳しく調べたいって思った人は、おめでとうございます!IT業界への扉が開いた瞬間です!
今回は、これから、IT業界の仕事をしたいと思っている方や、これからIT業界を目指そうと思っている方に、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
クラウドサービスが出る前はどうだったのか?
現在、ともみらは、『IT関連のインフラエンジニアで中間管理職』をしています。
学生の頃から、サーバーやネットワークの分野に興味を持ち、気がつけば『20年以上』も、この業界で仕事をしてきました。
まず、『クラウドサービス』が登場する前のお話をしますね。
イメージしてみてください。
初心者のA君が、会社の社長に仕事を依頼されたとします。
A君!
みんなで共有利用できる『共有ファイルシステム』を導入してほしい!
って、社長が言ってきたとします。
さあ、A君は困ってしまいます。
まずは、何はともあれ『サーバー』というのが必要となります。
この『サーバー』ですが、ここも簡単なイメージでお話ししましょう。
サーバーとは?
あなたが今、利用している『ノートパソコン』自体のことを『サーバー』とイメージしてみてください。
そこに、『楽々ファイル共有くん』・・・みたいなソフトをインストールするとイメージしてください。
単純ですよね、パソコンにアプリをインストールするということです。
この場合、『ノートパソコン』に『楽々ファイル共有くん』をインストールして利用するという事です。
そして、みんなで、あなたの『ノートパソコン』を利用して、『楽々ファイル共有くん』を使うという事になります。
でも、次にこう思うはずです。
いちいち、A君の『ノートパソコン』に、利用したい人がやってきて、『楽々ファイル共有くん』を使わせてくれって言われては困りますよね?
だって、その度に、A君は仕事を中断して、利用者に自分のパソコンを貸すことになってしまいます。
そうなると、
A君の『ノートパソコン』を みんなが利用できる『ノートパソコン』にしてしまった方が良いですよね?
会社の社長は言いました!
A君、すまんが、君には新しい『ノートパソコン』を与えるので、君の『ノートパソコン』を『楽々ファイル共有くん』を利用する専用パソコン(サーバー)にさせてもらうよ。
ここに誕生しました!
『ノートパソコン』が『楽々ファイル共有くん』を利用する専用の『ノートパソコン』となるのです。
これが、いわゆる『サーバー』というものになります。
これにより、この『サーバー』にみんなで、いつでも利用できるようになるのですね。
サーバの形状とは?
そして、次に、『サーバー』の形状を考えてみましょう
さっきの『ノートパソコン』ですが、目の前にありますよね。
つまり、物体 です。
物理的に存在する物理サーバということになります。
導入イメージは?
A君が注文して、『サーバー』が届きました。
まず、第一印象は、結構、大きいなぁ~って思う事でしょう。
じぁあ、次に導入するイメージを考えてみましょう。
- サーバーを会社の部屋に運ぶ
- 箱開ける
- メモリとか、ディスクとかを付ける
- 設置する
- ケーブルを繋ぐ
- OSをインストールする
- あちこちといろいろ設定する
- やっと起動する
- ようやくシステムを入れる
- セキュリティアップデートしたりする
- 正常に動作しているか確認する
- 箱を片づける
こんな感じの気の遠くなる道のりとなるわけですね。
とても簡単にしていますが、実際はいろんなトラブルがあるはずです。
上手くインストール出来なかったり、エラーがでたり、物が壊れてたり。
昔は普通の事でしたし、いろんな技術者がいて、いろんなスキルを身につける必要があったんです。
だから、経験が無いと、なかなか難しい業界ではありました。
そんな時にサービスを開始されたのが、『クラウドサービス』である『AWS』
ともみらは、2015年から『AWS』を比較的早い段階から利用していました。
会社の方針として、『クラウドサービス』を利用するという方針だったからです。
当時の『クラウドサービス』のイメージは、どこにあるかわからない『サーバー』を利用して、データがどこにあるかわらないし、セキュリティだって心配だし、怪しいイメージがあったので、導入するのが大変でしたね。
わかりやすくいうと、
頑固おやじのところに、娘が彼氏を連れてきたが、どこの馬の骨ともわからんやつに、娘はやれぇ~んっていうようなイメージです。
そこから、毎日、彼氏がやってきて、誠意を持って話をしてくるうちに、涙ながらに娘をよろしくなぁ~ってことになるといったところでしょうかね。
まあ、逆にちょっとわかりづらかったかもしれせんが、お許しくださいね。
言いたかった事は、決して怪しいサービスではないという事です。
ともみらは、『物理環境』も『クラウド環境』も、ガッツリやってきた経験があります。
その経験を、今から『ITインフラエンジニア』を目指す方に、少しでも参考になれば幸いです。
なぜ?クラウドサービスを利用するのか?
ここまで、物理的なサーバーのお話をしてきました。
じゃあ、何で『クラウドサービス』を利用するのか?
結論を先に言いたいところですが、たくさんのメリットがありますし、もちろんデメリットもあります。それらを説明した上で、なぜ?利用するのかという答えを導き出していきましょうね。
メリット
- 導入が楽
- セキュリティが高い
- 利用した分だけお金を払うので、必要な分だけで良い
- ライセンスが利用分に含まれる
- 自動でバックアップを取れるし、何かあったら簡単に戻せる
デメリット
- 利用した分だけお金を払うので、無駄があると損する
- データがどこに保管されているかは教えてくれない
どうでしょうか?
メリットとデメリットがある中で、この『クラウドサービス』を利用した方が良い最大の理由ですが、
導入が楽!
何はともあれ、まずはこの理由が一番ではないでしょうか。
先ほどの A君の作業ですが、1台のサーバーを導入するのに、業者にサーバーを頼んで、会社に届いて、導入するまで、軽く一カ月ぐらいはかかります。
というのは、サーバーを業者に頼んだら、来るまでに2週間ぐらいはかかってしまうからです。
でも、『クラウドサービス』を利用すると、ノートパソコンでブラウザを起動し、AWSの管理画面から設定するのですが、1台のサーバーを導入するのに、1時間程度で導入できてしまうことでしょう。
一番最初に利用した時に、ともみらも 衝撃 を受けましたのを覚えています!
それほど簡単に導入できてしまうからです。
だから、導入が楽というのが利用する最大の理由となります。
ただ、とは言っても『AWS』の『クラウドサービス』をもう少し説明させてもらいましょうね。
導入が楽というのは最大のメリットですが、実はセキュリティも高いのです。
特にセキュリティには厳しい『金融業界』もクラウドサービスを利用し始めています。
有名なところでは、三菱UFJ銀行もそのひとつですね。
自分が会社で、セキュリティを高めろ!て言われて、いろんなセキュリティの認証を取得しなければならない事をイメージしてみてください。
何十種類もあるセキュリティの認証を取得できるはずもありません。
頑張って取得勉強するよりも、既にいっぱい資格を持っている人(AWS)にお任せしちゃった方が良いという事です。
利用したら利用した分だけお金がかかるというのも、腕の見せ所ですよ。
何もしなかったら、どんどんお金がかかってしまいます。
恐れることはありません。やりくり上手になってください。
例えば、長く使うのであれば、中長期契約(1年とか3年)で割引をしたり、普段、あまり立ち上げとかなくても良いのであれば停止しておくという対応でやりくりができるはずです。
家計をガッチリ握っている奥さんのようなイメージですね。無駄遣いしてしまう、お金にルーズな旦那は、こうやって奥さんが管理しているわけです。
ちなみに、データがどこにあるかわからないという点ですが、これはどんなに聞いても絶対に教えてくれません。
日本国内のどこかにはあります。まあ、日本の中にあるなら良しとするかという事になるでしょう。
それも『クラウドサービス』の特徴のひとつなので、覚えておくと良いでしょう。
これからの時代に向けて
時代の流れが早い『IT業界』では、初心者の方や、これから目指そうという方には、物理環境でのスキルは必要ありません。
いやいや?
全く必要無いって事はないでしょう?
はい。その通りです。
ただ、あなたが物理環境を利用したエンジニアを目指すならば必要です。
そうではなく、クラウドのITインフラエンジニアを目指すのであれば、時間の無駄になりますので、覚える必要はなく、会社で必要なところだけ、その時に学べばいいでしょう。
クラウド環境で、サーバーをつくる作業は、パソコンを立ち上げて、WEBブラウザから、次へ次へとポチポチやるだけなので、数回やれば覚えます。
それだけなら、うちのカミさんやムスメちゃんでもできてしまいます。
だから、この作業は『大きな価値はない』のです。いずれ自動で出来るようになる事でしょう。
どうですか?
クラウドって難しそうって思っていたあなた!
全然、大丈夫なんですよ!
昔だったら、1日作業でも、今だったら1時間ぐらいで、大体できてしまうんです。
でも、疑問がありませんか?
じゃあ、ITインフラエンジニアって、いらないんじゃないですか?
良い質問です。怖い業界じゃないけど、入ったのに価値がないって言われたら、そうなりますよね?
でも、この考えは間違いです!
クラウドサービスを利用するという事は、たくさんのサービスを組み合わせて、最適な環境をつくることが必要となります。
でも、クラウドサービスの良いところは、すぐ作れるし、すぐ止めることもできます。
だから、いろんな提案が必要となります。また、今だけではなく、将来も見据えた構成を考える必要があります!
それが、ITインフラエンジニアの価値になるのです!
クラウド環境のITインフラエンジニアを目指そう!
今や、ITの技術者不足の時代です。
特に、中間管理職のともみらは、採用も担当しているので、まさに実感しています。
派遣会社にお願いしても、特に若い人がいないんですよね。特に20代後半から30代前半は、本当にいないのです。
だから、若い人には『チャンス』がたくさんあるんです。
IT業界は、いろいろな種類のエンジニアが必要です。
その中で、ITインフラエンジニアをこれから目指しても、面白い時代になっていくはずです!
興味があれば、ちょっとした勇気で、IT業界に飛び込めるのですから。
クラウド時代の『ITインフラエンジニア』になろう!