ど~も!
ともみらです!
寒くなってきましたねぇ~
令和元年もあっという間に終わっちゃいますね!
ともみらは、ITインフラエンジニアで中間管理職をやっています。
まだまだ、対応中の案件だったり、来年の予算計画に忙しい日々を送っています。
まあ、毎年、こんな感じです。
さあ、気を取り直していきましょう!
今日のテーマは、
大量採用と大量リストラを考える!
『希望』と『絶望』みたいなテーマですが、いろいろ考える事も多いテーマだと思います。
今日のテーマが、少しでも『IT業界を志す』方の参考になって頂けたら幸いです。
1. 大企業の採用を考える
先日、大企業の富士通が、若手の大量採用を発表しました。
未経験の若手も対象としたものですが、背景には大企業でさえも、『IT人材の確保が困難』であることを印象づける出来事ではないでしょうか?
ともみらは、『IT人材の採用』を担当していますが、若手はどんなに募集しても、全然、採用する事ができません。
そういう意味では、富士通の『大量採用の話題』は幸せだなぁ~と思う一方で、ちょっと待ってください。
確か、3,000人くらいの『大量リストラ』もしてるよなぁ?って思いました。
富士通だけではないですが、有名な大企業が、『大量リストラ』をしている現実に目を背けてはいけません。
という事は、大量採用で入社したとしても、安泰ではなく、力がなければ、リストラの対象になってしまうのです。
ただ、大企業に入るな!
とは言っていません。
結局は、『自分次第』だからです。
大企業の方が、確実に大きな仕事かできますし、自分の力次第では、いろんな仕事が出来る可能性があります。
小さい会社に入って、数台のパソコンを入れて、自己流でサーバーを作って、なんちゃって運用するような会社では、成長もなく、年収も上がるはずもありません。
自己満足のちょっと上ぐらいの満足感しか無い事でしょう。
だから、大企業に入る事は悪い事ではありませんが、『競争が激しい事は覚悟すべき』でしょう。
仕事が出来なければ、やりたい仕事はできず、他部署に行かされることもあるでしょう。
ともみらも、過去には、誰もが知っている大企業に協力会社として、数年、仕事をした経験がありますが、大企業の新人社員が2年目には、希望部署とは違う部署に行かされ、相談された事があります。
それが『現実』なのです。
ただ、正しい努力さえすれば、希望の仕事ができるようになるかは、あなた次第だと思います。
1番、駄目なパターンは、会社が、1 から 100 まで手厚く教育してもらえるとは思わない事です。
ここが一番大事なことです。
どこも、そんな余裕はありません。
自分で勉強せずに、先輩社員が優しく、手取り足取り教えてくれる夢のような会社は、ほぼ無いと思っていた方が良いでしょう。
だから、今回の『大量採用』も、『勘違いしてしまう若手が生まれない事を願う』ばかりです。
2. 将来構成を検討しよう
では、どうしたら良いのでしょう?
何はともあれ、あなたが、『IT業界に興味があるかどうか』です。
とっても単純なことです!
だって、興味がなかったら、入ってすぐ辞めてしまいますよね!
また、興味もなければ採用される事はないでしょう。
次に大事なのは、『やる気を見せること』です。
これも、とっても単純なことです!
新人や経験の無い若手は、アピールポイントはありません。
やる気ぐらいです。
でもね、これって楽なんですよ。
シビアに経験を求められるより、遥かに楽ですよ。
やる気が認められれば良いんですから。
ともみらが、まだ若手だった頃の経験談ですが、ある大手Slerに面談に行った時なんかは、たまたま、偉そうな『技術部長』と『営業部長』の時間に空きがあったらしく、面談してもらったのですが、『ケチョンケチョン』にされたのを覚えています。
少しは経験積んでいるという事もあって、自信を持って望んだんですが、儚く散ったわけですね!つまり、やる気だけでは全く歯が立たなかったわけです。
とても悔しかった経験を経て、今があると思えばこそですが・・・
だから、未経験でも採用を募集しているという事は、『人材不足』という要因もありますが、これはこれで、『チャンス』があるのではないでしょうか!
- IT業界に興味があるのか?
- だからやる気があるんです!
- 将来像はこうです!
って事を、きちんと整理できて、説明できる事が、幸せな仕事をする第一歩になると確信しています!
もしも、ともみらが今、『新人』であったなら、『ITインフラエンジニア』を目指す前提であれば、こう答える事でしょう。
Q:
君はこの業界に興味があるの?
A:
これから、様々なサービスを展開していく中で、『ITは必須で最重要ツール』となっていく事から興味を持っています!
Q:
やりたい事は何かあるかね?
A:
クラウド環境は今後、ものすごいスピードで普及すると予想される中で、インフラエンジニアとしては、クラウドサービスを最適な組み合わせで、最大の効果が出せるような仕組みを考えるのが楽しみです!
Q:
将来はどのようになりたいのかね?
A:
将来の事は、誰にもわかりません。だから、柔軟さが非常に大事で、世の中のトレンドに、うまく順応できるようなエンジニアになりたいです!
というような感じで、よくわからんが『自信満々の笑顔』とともに、これくらい言ってくれれば、例え、『スキル無し』だとしても、採用を検討してくれるのではないでしょうか?
これからの将来は、クラウドサービスを上手く利用出来るかが、『鍵』となります。
サーバーやデータベースを構築した経験なんかは、全く差別化になりません。誰でもできるからです。
クラウドでは、サーバーやデータベースは、数十分で構築できますし、運用においては、データベースでさえも自動運用が、もうすぐそこまで来ています。
DBAが高いステータスを持った職種でしたが、そうしたエンジニアが不要になってしまう現実がすぐそこに来ているのです。
あくまでも、ともみら視点ですが、何かを構築するよりも、『クラウドサービスをいかに組み合わせ』、『パフォーマンスを上げ』たり、『障害になりにくい構成』にしたり、『コストを下げられる』か等が、実現できるエンジニアが重宝される事でしょう!
3. まとめ
さあ、ここまでいろいろ話してきましたが、今回のテーマをまとめてみましょう!
- 大企業の大量採用を鵜呑みにしてはいけない
- 大量採用の先に、大量リストラがあるかも知れない
- 結局は自分次第
- IT業界に興味があって、やる気があって、将来どうなりたいかを、きちんとアピールできる
- クラウドが主流になる。
- 構築するのは、より簡単になるので、差別化にならない
- クラウドサービスを組み合わせて最適な構成やパフォーマンス、コスト削減等を提案出来るエンジニアが重宝される
と言ったところでしょうね。
最後に、あくまでも、ともみらの視点で話をさせてもらうのであれば、若手は最初から安定を求めることはしなくてもよい と思っています。
確かに大企業に入れば、大きな仕事が出来る可能性もありますが、出来ない可能性も高いからです。
田舎の父母は喜ぶでしょうが、一寸先は闇だったりする可能性もあるからです。
それでも、大企業に入ったから辞められず、やりたくない仕事を他部署で続けてから、どうにもならずに転職を決意したとしましょう。
まず、希望職へは転職できない でしょうね。
それに、大企業はいろいろと制約も多いです。まあ、これは時代の流れ的に仕方がない事なのですが、やりたい仕事以外にしなくてはいけない事が多いというのも、また現実です。
だったら、小さくても、ベンチャー色が強く、比較的、自由度が高い会社に入社するのも選択肢のひとつでしょう!
ただし、そんな会社も少なくなっています。また、最近では、働き方改革もあり、特に残業が規制されます。
昔のように、会社で遅くまで仕事が出来なくなってしまったのです。これは同時に勉強する場を取り上げられたようなものですが、世の中的なルールに従うしかありません。これを破ると会社の信用か無くなるからです。
だから、これからは、『自分でいかに学んでいくか』という事を、個人で考えないとまずいのです。
学びを見つけていけるとしたら、結局は、『自分か興味があるのか』に尽きるのです。
だって、興味があれば、ものすごく調べますよね?
誰も教えてはくれませんし、そんな有益な情報は、お金を出さなければ得られないものもあるでしょう。
だから、若い頃に、興味を持てる事を探す努力をしてみましょう!時間がかかっても良いのです。
要は、真剣に考えてみる事が大事なのです。
もう一回言いますね!
真剣に興味がある事を考えてみるのです。
そうする事で、興味を持ち、トコトン調べ、専門知識がつき、重要パーソンになり、年収がアップし、会社に貢献できるようになるのです!
それくらいになると、他にもいろいろ興味を持ち始める事でしょう!
成功したあなたですから、同じ流れで、他の興味ある分野を成功に導く事でしょうね!
我が道を真剣に考えよう!