ともみらです!
現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしており、企業の サーバー や ネットワーク 関連の 提案、設計・構築・運用をしています。
エンジニア歴は 20年となり、今では『 板ばさみが似合う笑顔の中間管理職 』になるべく奮闘中です!
ともみらブログを運営しています。『楽しみ』を追求し、お得な情報を共有できるよう『わかりやすい IT 情報』や『夢の不労所得を目指すFXや仮想通貨の情報』をメインとし、その他にも楽しい情報を発信していきたいと思っています。
正月ボケが抜けず、休み明けから " 5連勤 "
仕事が始まってしまえば、気合いは入るものの、激混みの通勤と徐々に忙しさの片鱗を見せ始める案件対応、予算やら人事評価やらに振り回されて、今年もいつも通りにスタートしました!
長期休暇明けでしたが、久々に会う会社のメンバーの顔を見るのと " ホッと" できるのも良い職場環境なのだと感じました。
それでは、本日のテーマ!
ちょっと先の未来を真剣に考えて行動すべし!
仕事が始まり、IT部門に戻ると、"会社の将来を見据えた将来構想"を考えなくてはいけない立場です。
将来は、間違いなく AI、クラウド、IoT、ビックデータ、ブロックチェーン、5G などが発展し、私達の未来は劇的に変化していく事でしょう!
ただ、5年先、10年先と言われても、なかなかピンとこないものですよね。
まずは、ちょっと先の未来を見据え、何をしていくのが良いか ?
その指針になれば幸いです。
1.ちょっと先の未来とは?
ここ数年、『IT業界の主役』は何だったのでしょうか?
まず、間違いなく先頭を走っていたのは、AI だったのではないでしょうか。
AI が、何でも考えてくれて、判断してくれて、実行してくれて、成果を出してくれるような・・
夢のようですよね!
超優秀な " 24時間365日 " 働いてくれる社員を雇ったようなものです。
文句も言わず、成果を出してくれる事でしょう。
AI君!よろしくぅ~♫
そうなると、" AI 開発の人材 " が必要になります。
各企業は、我先にと活気づいていくのでしょう!
ここまでは理想の話
では、実際はどうでしょうか?
ともみらは、ITインフラエンジニアで中間管理職をしていますが、AI関連の導入については、現場では、ほとんどありません。
大体は、AIに関連する打ち合わせや情報収集ぐらいで終わっています。
良くても実証実験レベル。運良く開発に進められてもうまくいかないケースが多く、成功事例としては、まだ本当に少ないのが現実でしょう。
AIの盛り上がりも、一段落した感じがありますが、将来的には必ず発展する事は間違いありませんね。
ただ、AIよりも先に熱くなりそうなのが、IoTですね。
今までは、とりあえず ネット につながれば OK という雰囲気があった IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が話題の中心にありました。
次の数年先に期待できることは "新しいIoT" への移り変わり!
つまり、IoT (Intelligence of Things:より賢いモノとコトのつながり)が中心になっていきます!
引用:https://dime.jp/genre/682765/
今後のトレンドとして、IoTはAI、5Gと結びつき「Internet of Things」から「Intelligence of Things」(より賢いモノとコトのつながり)へ進化する点を強調
つまり、単純に何でもモノがつながるという時代から、つながっているモノが何か有益な事をやってくれるという事です!
AIがいつも表舞台で華やかな場所にいたが、実は隠れた大エースのIoTが、その座を奪って今年は躍進する事でしょう!
さあ!次は君(IoT)の番だよ!
合わせて 5G による、低遅延で、多接続で、高速な回線のサポート体制が備わってくれば、確実に IoTが発展していく事になります。
※2022年までに、3分の2が4Gから5Gに入れ替わると言われています。
特に企業にとっても、この波に乗り遅れる事は "勝負の行方を左右する" 大きな分かれ道となるでしょうね。
荒波を乗り越えてね!
単純につながればいいというものではなく、つながったら何かできるの? 何が便利なの? 何が得するの? という事に対する " 付加価値 "と " ワクワク感 " が必要になってきます。
そのアイデア次第では、無限の可能性があるからです。
少し先の未来に目を向けると IoT+AI+5Gによって世の中は、
- 何でもつながる!
- より賢くなる!
- データ取得、分析、予測、データが蓄積ができる!
- 付加価値の高い情報を活かせる!
IoTを中心に、AIで知性が高度化し、品質の高い回線の 5G が普及してくるようになります。お互いが協力なタッグを組んで、最大限の効果を発揮する ようになります。
2.今どうなってるの?
では、今はどのようなモノがつながっていて、どのように活かされているのでしょうか?
代表的なのは、家電や車ですが、現代においては、すでに大半のモノはつなげられる技術はあるので、特に驚きはないでしょう。
家電でも、車でも、船でも、何ならドローンでもつながります。
だとしたら?
重要ポイントは、何ができるか? どう活かせるか?
アイデアによっては無限の可能性を秘める事になりますよね!
最近、便利だなと思ったのは、トイレに IoT を利用するもの。
『駅の空いてるトイレが分かる』アプリケーションを開発。「これを待っていた!」とSNSで話題に│活用事例│KDDI IoTポータル
乗車中でもトイレの場所や空き状況が分かると、非常に便利ですよね。
これは、電車やデパートなどの人が多く集まるような交通インフラや商業施設だと、トイレがなかなか入れない事がありますが、IoTを利用し、空き状況が把握できれば効率良くトイレを利用できるというもの。
例えば、ディズニーランドのような人気のある行楽地なんかは、特に女性トイレが長蛇の列になっていて大変だなぁ~と思う事があります。
意外と身近で困っている事は多いはずですよね?
それらを IoT+AI+5Gの協力タッグにより、世の中を便利にできれば最高ですよね。
実生活にすぐ役立つようなものは、どんどん普及していくことでしょう。
つながる事は、既にできるいる!
つなげた後のアイデアが身近な生活や人生そのものを大きく変える可能性がある!
3.まとめ
さあ、まとめていきましょう!
- ここ数年の主役は A! だった(現場ではまだ成功事例は少ない)
- 今年は 「Internet of Things」から「Intelligence of Things」へと
- IoTを中心に、AI(人口知能) + 5G(品質の高い回線)の相乗効果
まずは、IoTが先行で普及する事で、世の中が便利になっていくことでしょう!
この分野の仕事だったり、サービスを提供するという分野は、これからも急成長分野ではあります。
ただ、私の専門であるインフラエンジニアの現場では、ベンダー含めて、まだまだ経験がある企業が少ないという印象です。
だからこそ、そこに "チャンス"があります!
エンジニア(開発やインフラ)視点で考えると、
インフラエンジニアは、AIよりは定型作業が多いので、むしろ RPAのような半自動化を目的としたツールを使いこなす方を重点的に検討した方が需要がありますね。それは多種多様でボリュームのある運用作業を楽にしていけるからです。
開発エンジニアは、AIの開発言語 (特にPythonやjava)を習得し、現場でスキルを磨いていくことで、AIに支配されず、支配する方の需要パーソンになれる事でしょう。
参考までに、ともみら自体は、開発言語はあまり詳しくはないのですが、C言語とRubyを少しかじった経験があるのと、インフラ運用上では、シェルスクリプトを作成するぐらいですが、ちょっと意外だと思ったので紹介しておきます。
人工知能はどのプログラミング言語で作成するのが良いのか? | アトオシ
JAVAなどのより世代の新しい言語の登場後、存在感が低下したといわれることもあるC言語ですが、人工知能の開発ではむしろJavaよりも存在感があります。
昨今C言語がプログラミング初学者に勧められない理由として、メモリやCPUなどのハードウェアリソースを意識して記述する難しさがあります。
しかしこの特徴は限られたハードウェアリソースを有効活用しなくてはならない組込みシステムなどではむしろメリットとなります。
またハードウェアリソースを有効活用するため、同じ機能を実行するソースコードを書いた際、python やJAVAよりも圧倒的に実行速度が速い、という特徴もあります。
これらのC言語の特徴は、ハードウェアリソースの活用と処理速度がキーポイントになってくる人工知能にとって非常に好ましいものです。
C言語の方が、ハードウェアリソースの活用と処理速度が必要なものは、むしろPythonやjavaよりいいんですねぇ~
プログラミング経験が無い方に、わかりやすくお話しすると、今の主要な開発言語ではなく、昔の開発言語を利用した方が向いている分野もあるということです。
AIというと先進的で最新のイメージが常にありますが、こういった固定概念を払拭して、いろんな角度で物事を見ないといけませんね。
最後に、IoTのアイデアを考えて見ました。既にあるのかもしれませんが・・・
スポーツクラブに利用
ロッカーやフィットネス機器、レンタル品の空き状況やそれらの週間予測など。
スポーツクラブというと、月額費用が高くて、そんなに定期的に行けない事でしょう。
思い切って、月額料金制をやめて、個人が空き状況から利用したい時に利用できるようにするもので、クラブ側(空き状況を減らしたい)と、利用者側(空き時間を利用したい)のお互いにメリットを持たせてはいかがでしょうか?
使った分だけ支払う!時間もコストも無駄がない!
ホテルや旅館に利用
通常、観光に来られるので泊まっていくが基本ですが、空いている部屋があったらもったいないですよね。
空いている部屋を利用した時間で貸し出すというサービスも面白いと思います。
高級旅館で高い宿泊費なので泊まれないという人でも、3時間だけ利用したいというニーズを取り込んでみると、意外と稼働率が高くなるかもしれません。宣伝が大事でしょうけどね。
取り付け型のIoT機器
取付側の機器にもいろいろ対応していかないと難しいでしょうけど、脱着式で何でも取り付けられる IoT機器(小さい感じ)があれば、取付けて取得したデータがスマホアプリ(いろいろな用途のもの)で利用できれば最高ですね。
例えば、今日は走りに行くから、ランニングシューズに IoT機器を付けて、スマホアプリでランニングの距離を計測したとか、ドローンに取り付けて走行距離や消費電力量を取得してみたり、自宅にある複数の家電に取り付けて電力量やそこから計算される利用料金を予測したり、子供やペットに取り付けて位置情報や帰宅時間を予測したりなど、無限にアイデアが出る事でしょう!
面白いですよね!
上記の仕組みは、現代人にはあっている気がします。
働き方改革が推奨される時代で、これからは時間的にも余裕ができてきます。
その時に空いた時間の有効利用という点では、特にスポーツクラブの例だけでなく、月額利用縛りや宿泊料金を固定するのではなく、利用した時間だけ支払うようなスタイルにし、それに関連する便利なアプリが誕生してくる事が期待できます。
世の中が、IoT + AI + 5G の協力タッグと、素晴らしく柔軟なアイデアを皆で考えて実現していく事で、豊かな生活を楽しみたいものです。
【クラウド時代を生き抜く】ちょっと先の未来を真剣に考えて行動すべし!