ともみらです!
今日のテーマは、『理想のチームをつくる!たった2つの考え方を意識しよう!』
皆さんは「チーム」というと、どのような印象をお持ちでしょうか?
職場だったり、家庭だったり、趣味のサークルだったり、いろいろなところでチームというものがあります。
記憶に新しいところでは、ラグビーの快進撃がありましたが、流行語年間大賞に「ONE TEAM」 が選ばれるように「チーム」で成果を出すことは、「個人」で成果を出すよりも数倍も成果があり、何より評価も高いのです。
しかし、考えてみてください。チーム内での「立場」によっては、責任や悩みも大きかったりしますよね?
今回のテーマでは、どのようなチームが理想であり、どのようなチームづくりをし、どのような立場で関わっていくことが、自分自身の成長につながり、チームへの貢献ができるのかという点についてお話していきましょう。
エンジニア歴は 20年となり、今では『 板ばさみが似合う笑顔の中間管理職 』になるべく奮闘中です!
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1.理想のチームをつくる!たった2つの考え方を意識しよう!
理想のチームとは、一体どのようなチームなのでしょうか?
先に結論を言ってしまいますと、理想のチームとは、以下の2点を満たせることです。
- 自ら考えて行動できる
- 誰にでもチャンスが与えられる
では、掘り下げていきましょう!
まず、「チーム」というカテゴリーを考えてみると、どのようなものが思い浮かびますでしょうか?
イメージとしては、
「家庭」だったら、チームは「家族」であり、メンバーは「パパ、ママ、ムスメ」になります。
昔は良かった・・・
「仕事」だったら、チームは「システム課」であり、メンバーは、「課長、A君、B君」となります。
こんな上司はいやだ・・・
「学校」だったら、チームは「3年B組」であり、メンバーは、「金八先生、加藤、松浦」となります。(ちょっと古いか・・)
必ず怒られるやつがいる
「プロ野球」だったら、チームは「ジャイアンツ」で、メンバーは、「監督、コーチ、ピッチャー、キャッチャー・・・・」となります。
外国からも反則級のやつがやってくる
たくさんあり、役割が異なる集合体なのです。
次に、 チームの定義を明確にしておきましょう。
チームの定義
ある目的を達成するために協力して行動する集団
ある目的というのは、それぞれのチームが目指す方向で変わってきます。
仕事であれば、プロジェクトの成功だったり、スポーツであれば、試合での勝利だったり、家庭であれば、家の雰囲気を良くするだったりと、そのチームの目的が明確であればあるほど、目指す方向性をチームで意識し、より大きい成果を出すことが可能となります。
しかし、チームにはいろいろな役割がありますし、いろんな個性がある人がいることでしょう。なかなか一人ではうまくいかないことが多いのも事実ですし、不平不満はたくさんあることでしょう。
なぜ、自分はこんなに仕事をしているのに、あの人はいつも楽な仕事ばかりして責任もないのだろうとか、なぜ、自分は責任ある立場でもないのに、あれもこれもやらされているのだろうとか。
毎日忙しいやつもいれば・・
仕事やってる風ゲーマーもいる・・
このように、みんなが同じ仕事をしているわけではないので、どうしても不満が出てくるものです。
私は、ITインフラエンジニアをしていますが、管理職もしています。
私自身も、今までいろいろ転職をしてきましたが、このような問題はどこにでも存在します。逆に言えば、どこに行っても必ずあると言えます。
ひとつ勘違いしてはいけないことは、「嫌だから辞める」というのは、有効な選択肢ではありません。
精神を病んでまで頑張る必要は全くありませんが、本当に嫌なのかをしっかり考えてから行動するべきです。意外と解決策はいろいろあるのです。
一番まずいのは、感情に身を任せ、嫌だからやぁ~めたぁ~ということは、どこへ行っても長続きすることはありません。そういう人を今まで何人も見てきました。
嫌だったら辞めてしまえばいいというのは、全くその通りです。
でも、職場や同僚や仲間と、とても良い雰囲気で仕事ができているのに、ある特定の人が嫌で辞めるというのはもったいない話ですし、転職したとしても、また同じ状況に陥る可能性があります。
仕事内容が面白くなければ、違う仕事をさせてもらうように上司に相談してみたり、苦手な人がいれば、一度、観察してみてください。その人が本当に嫌な人なのかどうか。
もしかしたら、あなたのために言ってくれているだけかもしれませんし、違う人に話を聞いてみたら、あなたを育ててくれているのかもしれません。
ただし、いろんな人に聞いても、あなたと同じ感情であれば、むしろあなたが出ていくというより、みんなと協力して追い出すことをおススメします。
あなたが出ていく必要は全くないのですから、みんなでアクションを起こして自分から革命を起こしましょう!
良いチームとはそうして生まれてくるものです!
2.理想のチームとは
わかりやすいイメージとしては、スポーツにおけるチームづくりが参考になります。
よくありがちな熱血根性モノじゃないのぉ~って思われるかもしれませんが、全く違います。
ここでは、2つの参考例を通し、理想のチームづくりの意識や考え方を参考にしていただければと思います。
では、2つの具体的な例から、理想のチームづくりの意識や考え方を参考にしていきましょう!
① 自ら考える組織づくり
現在、世界最強と言われるサッカークラブの一つに「FC バルセロナ」というチームがあります。サッカーに詳しくない人でも、「メッシ」はご存じでしょう?
スター選手が数多く在籍するこのクラブチームは、流れるようなショートパスと激しいポジションチェンジに特徴があり、他のクラブチームでは全く真似できない唯一無二のチームなのです。
他のチームとの違いを簡単に説明します。
通常、サッカーには「司令塔」と呼ばれる試合中の監督の役割を持つメンバーが一人います。周りのメンバーは、司令塔の指示や動きによりゲームを進めていくのが一般的です。
尚、サッカーに限らず、流動的に動くスポーツは、特にこのタイプのチームが多いといっても過言ではありません。
メッシ率いるバルセロナというチームには、この「司令塔」が複数存在するというイメージになります。
みんな司令塔!
いやいや、そんなにいっぱい監督がいたら、どうすりゃいいんですか?って話になりますよね。メンバーは迷ってしまいますし、不満もたくさん出そうです。
試合中、いっぱいの監督が、あ~だこ~だと言ってくるのですから、あたふたしちゃいますよね。
だって、右だぁ~って言われているのに、左だぁ~っ言ってる人もいるんじゃねぇ~
うるせぇ~って言って真ん中に走り抜けたい気分ですよね?
しかし、その危険性をうまく抑止し、機能しているからこそ、世界唯一無二のチームなのですね。つまり適応能力だったり、個々の能力が高すぎるということですね。
このようなチームであれば、もはや司令塔という役割自体も不要ですよね。だれもが司令塔になれる力と高い考え方を持ち合わせており、自ら動けるというチームなのですから。
ここに、パスを出したいと思ったとしましょう。そうすると、既にパスがここに来ると思って走っているメンバーがいるというような感覚ですね。
仕事に置き換えれば、明日の資料を作成してほしいと思っていたら、既に、作っときましたって言われつつも、別の仕事もやってもらっているような感じです。
バルセロナというチームは、非常に稀なタイプのチームであり、チームスポーツにおいて、「チームには必ず一人の司令塔が試合をコントロールする」ではなく、「複数の司令塔が試合をコントロールしている」というように、今までの「固定概念」を打ち破ってくれたと思っています。
② 機会均等による組織づくり
日本人初の「NBAプレーヤー」となった「八村塁」選手が話題となりました。
そのおかげで、バスケットボールに興味を持った方も多いのではないでしょうか?
バスケットボールの神様!マイケルジョーダン!
アメリカバスケットボール NBA シカゴブルズというチームのスーパースターです。
こちらも先ほどのメッシと同様に、バスケットを知らない人でも、一度は聞いたことがある超有名人で、現役時代は、NBAで6回優勝し、数々の個人タイトルを獲得したレジェンドです。
しかし、このような偉大なスーパースターでも、NBAで優勝するまでに7年間も費やしています。
理由は何だと思いますか?
得点王10回という超人的な得点能力を持ってしても、優勝できなかったのです。
特にスポーツは個人がどんなに素晴らしい能力があり、真似できないような個人タイトルを獲得していたとしても、チームで優勝できなければ、評価はとても低くなってしまうという文化があります。
では、どうしたか?
それは、「機会均等」によるチームづくりに着手したのです。
一人に頼らず、みんなでやりましょう!ということですね。
みんなでやろうよ~
一見、当たり前のようなことのように思えます。
しかし、めちゃくちゃ得点能力があり、他の人に任せられないと思っているようなスーパースターのマイケルジョーダン選手には猛反発を受けました。
当然でしょうね。
明日から、みんなでパス回して、シュートするチャンスを分け合って、みんなで点取って勝とうねって言ったとして、
はい!そーですね!
とはならないですよね?
この重要性をチームの監督は何度も何度も説明し、マイケルジョーダン選手を納得させ、機会均等による組織づくりを成功させたのでした。
その後のチームとしての活躍は言うまでもありませんが、このチーム体制になったとしても、チームで優勝するだけではなく、得点王も合わせて獲得しているという事実があります。
共通点を考える
2つのチームづくりを例に説明してきましたが、「① 自ら考えるチームづくり」も「 ②機会均等によるチームづくり」のどちらも「共通点」があると考えます。
それは、「どちらも自ら考えて行動する」という意識に到達するのです。
極端に言えば、①はみんなができる人であり、②は一人ができる人でありますが、どちらも個々にやるべき仕事が割り振られるため、結果的には自分で考えて行動するというより、行動せざるを得ない状況になるのです。
次の共通点は、「誰にでもチャンスが与えられる」ということです。
これも極端に言えば、①は既にだれもが分散してチャンスを狙っていますし、②は機会均等のシステムに変更になったので、こちらもだれもが分散してチャンスを狙えるのです。
つまり、最初の結論がここにあたりますね。
結局は、最初の入り口は違えど、最終的には同じようなチームになるのではいでしょうか。
チームづくりという過程では、全く違う2チームとはなりますが、最終的な意識は同じレベルに到達するはずです。
とても興味深いチームであり、どちらも「固定概念」を打ち破ったチームづくりではないでしょうか。
3.まとめ
では、まとめていきましょう!
今日のテーマは、『理想のチームをつくる!たった2つの考え方を意識しよう!』
まず、チームとは?
「ある目的を達成するために協力して行動する集団」となります。
理想のチームとは、以下の2点を満たせることです。
- 自ら考えて行動できる
- 誰にでもチャンスが与えられる
理想のチームづくりと共通点
① 自ら考える組織づくり (FCバルセロナ)
司令塔がたくさんいる。しかし、メンバーが判断に迷うことなく、自ら考えて行動できる唯一無二のチームづくり
② 機会均等による組織づくり(シカゴブルズ)
一人のスーパスターから、役割を分散させ、メンバー全員が機会均等によるチャンスを与えるチームづくり
共通点
一見、異なるように見えるチームづくりだが、「共通点」がある。
- ひとつ目は、「どちらも自ら考えて行動する」
- ふたつ目は、「誰にでもチャンスが与えられる」
最初の入り口は違えど、最終的には同じようなチームになる。
- みんなができる人 → 既に作業を分担しても対応できるレベル
- 一人ができる人 → みんなにチャンスを与えて分担して対応できるレベルにする
チームづくりという過程では、全く違うやり方ではありますが、最終的な意識は同じレベルに到達するはずです。
また、どちらもこれまでのチームづくりの決まりきった固定概念を打ち破った例ではないでしょうか
私たちの身の回りに置き換えてみると、少しレベルの高い話にはなりますが、考え方はとても参考になります。
しかし、今の職場で考えてみてください。
とても仕事ができる人と、そうでない人が分かれることは仕方のないことです。
ただ、極端すぎるぐらいできる人はいないと思うのです。
最初は、スーパースターのイメージかな?と思いましたが、司令塔がたくさんいるという方がイメージしやすいのです。
司令塔がたくさんいるというとレベルが高すぎます。
だから、そこそこ仕事ができる人がたくさんいるというのに置き換えましょう。
- 司令塔=そこそこ仕事ができる人達
なので、バルセロナのようなチームづくりは参考になります。個々に自ら考えるメンバーが増えたなら、既に、合わせて機会均等もクリアーしているのですから。
何だか理想のチームづくりができそうな気がしませんか?
みんなが自ら考えて行動できるようになれば、少しぐらいレベルが違えど理想のチームに近づけるのは簡単なのです。
今回は、理想のチームをつくるための2つの考え方について話をしてきました。チームづくりには「固定概念」を払拭することや、コミュニケーションも大事になってきます。この点については、過去のブログを参考にしていただけるとうれしいです。
固定概念を打ち破り、理想のチームを目指しましょう!
【意識改革】理想のチームをつくる!たった2つの考え方を意識しよう!