ともみらです!
今日のテーマは、『一流ではなく1.5流を目指す意識の必要性!』
仕事でまた注意されてしまったんだ。完璧にやろうと思うほど失敗しちゃうんだよね。
仕事でミスするのはダメだけど、誰だって完璧にはできないよ。
どうすればうまくいくんだろう?
考え方を少し変えるだけで、仕事やプライベートが断然うまくいくようになるよ!
今回のテーマは、常に「仕事=完璧」であると考えており、理想を高く持って取り組んではいるものの、結果がなかなか出せない無限ループに悩まれている方への有益な情報を提供できればと思います。
サービスを影で支えるインフラ関連 (サーバーやネットワーク基盤)の提案・設計・構築・運用の仕事をしています。
『 ともみらブログ 』を運営しています!
ブログテーマは『 人生を豊かに楽しく生きること ! 』
①. 常識にとらわれない前向き思考を『 いつもラクして!楽しく!手際よく! を モットーとした豊かになれる情報を発信 』
②. 専門知識を活かし、わかりやすい IT 情報 や 仕事に役立つ マインド 情報 を『 ITエンジニアを目指したい人達に向けて発信 』
③. 夢の不労所得生活を実現するための『 投資運用の仕組みの発信 』
皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!
この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです!
一流ではなく1.5流を目指す意識の必要性!
何でもいいから1番になればいい・・・・
この言葉を、親や先生から言われたことがあるかもしれません。
私は、この言葉自体に悪い印象は持っていません。
良い方向に導いてくれるのであれば、非常に有効な言葉だと思います。
ただ、単純に「何でも」というところが、いつも気にかかるのです。
対象範囲が広すぎるからです。
例えば、学校で国語のテストが1番だったなら良いでしょうが、牛乳の早飲みで1番だったらどうでしょう?
勉強一番!
牛乳一番!
確かに「何でも」とは言ったけど・・・
そうなるわけですね。
私がいつも思うことは、2点あります。
- 何でもいいからの意味を間違えないこと
- 必ずしも1番でなくてもよいこと
これには、自分が目指すべき方向性を" 勘違いせずに見つける " ということと、" 精神的にもう少しゆるく ” という意味があります。
何でもいいからという曖昧さをなくし、一番というプレッシャーを取り除くことによって、あなたが進むべき方向性が決まり、ゆったりした気持ちで取り組むことができるようになれるからです。
では、どのような意識を持つことが大事なのでしょうか?
先に結論をお話しします。
2.1.5流とは「6:3:1」の割合(一流6割 二流3割 三流1割)
では、具体的に解説していきます。
まずは、今回、この話の参考とした本をご紹介します。
書籍名:リーダーの一流、二流、三流(明日香出版社)
著者:吉田 幸弘
この本の中の8つの章の中で、それぞれ「一流」「二流」「三流」の振る舞い方が定義されています。
- 心得・考え方 (6項目)
- 時間術 (8項目)
- 仕事の進め方 (6項目)
- 上司とのコミュニケーション (7項目)
- 会議・ミーティング (5項目)
- 部下育成 (5項目)
- 部下とのコミュニケーション (5項目)
- チームづくり (6項目)
全部で、8章中で48項目の「一流」「二流」「三流」の振る舞い方が定義されているのですが、私自身が、それぞれ本を読みながら、どこに該当するのかをチェックしてみました。
私は、ITインフラエンジニアをしており、管理職経験も5年以上の経験があります。
人生経験もそれなりにあるので、まあ~そこそこはぁ~ 行けるだろうと思っていましたが、結果は、以下の通りです。
- 一流 (23項目)
- 二流 (21項目)
- 三流 (4項目)
割合で言ったら、一流(5割)、二流(4割)、三流(1割)ぐらいでしょうね。
もちろん、一流(10割)が理想です。
しかし、すべて一流である必要はない!
これが率直が感想でした。
1.一流だけがすべてじゃない!あえて完璧を目指さない意識を持て!
一流だけがすべてじゃないということはなぜでしょうか?
その一番の理由は「個性」です。あなたの色があるはずです。
すべてが一流の人はすばらしいですが、そのような人は見たことがありません。
また、そこに「こだわり」をみせるあまり、個性が失われてしまうのです。
確かに本には、こう書いてあるから、こうすべきだ!
そうではありません。
職場では様々な人がいます。
一番大事なことは、柔軟性を持つことです。
言い換えると、臨機応変に対応することが大事です。
意外と当たり前だと思いましたか?
その通りです。でも、これができていない人が多いのです。
一流の定義は、大いに参考にすべきです。
ただ、ここに柔軟性を追加しましょう。
それは、すべてが一流でなくても良いということです。
それこそが、あなたの個性となるのです。
そして、精神的にも良いことです。
楽な気持ちで仕事ができますよね?
いつも完璧で、いつもキッチリしていて、いつも眼光するどい・・
疲れますね・・・・
いつも歯が白い・・
一流の定義+柔軟性=あなたの個性(1.5流でいいのです)
あなたの個性が発揮でき、周りからの意見も積極的に取り入れていけるなら、少しおっちょこちょいぐらいのリーダーでも、大きな成果を上げられるのです。
いつもおもしろい・・
私は職場では、常に雰囲気を大事にしています。
ピリピリした職場は嫌ですよね?
会話をしましょう。
自分自身も自虐ネタで、メンバーを笑わせることを真剣に考えています。
自然とそれができることで、雰囲気がずいぶん変わり、仕事のやりやすさは格段に上がりました。
寝るんじゃないよぉ~
私は上司として、いつも一流でいないといけないという意識は全くありません。
自分が少しできないくらいがちょうど良いと思っているのです。
少しぐらいね・・
もちろんダメ上司を目指せというわけではありません。
これではない・・
高い理想はあるものの、まずは「1.5流」から入り、周りの意見を取り入れながら、自分自身の一流に近づいていければ良いという考え方です。
たとえ、最終系がすべて完璧な一流ではなくても、あなた自身は、周りからは一流と認められていることでしょう。
2.1.5流とは「6:3:1」の割合(一流6割 二流3割 三流1割)
一流の定義が満たせるのなら、10割ということになります。
私が定義する「1.5流」とは、一流6割 二流3割 三流1割 の割合 になります。
あまり難しい考えはありません。
単純に一流であれば、せめて半分以上は一流(5割以上なので6割)となり、1割ぐらいは三流になるだろう。そうなると残り3割は2流の定義が当てはまるというようなゆる~い考え方です。
適当だなぁ~
そう思われるかもしれません。
その通りなのですが、このくらいの意識が大事ということです!
さきほどの本(リーダーの一流、二流、三流)の中の48項目を単純にすべてできれば一流というわけでもありません。
すべて二流の定義が当てはまったとしても、それだけで十分、立派なリーダーだからです。
しかし、三流は自分視点、二流はリーダ視点、一流はさらに上の視点だったり、全く別の考え方だったりします。
これは成長でもあります。
伸びてね!
だれでも、最初は三流です。
自分ができればいい。知識を他人に教えることなんてしない。そんな感じです。
わがまま
でも、二流になると、チームを意識してきます。ここがリーダーの基準値だと思います。
チーム一丸
ここから、さらに一流になるためには、考え方を変えていかないといけません。
そして、自分の色を出していくことが大事になってくるのです。
自分磨きね!
私は今回、本の中の48項目のリーダの定義から判断基準を設け、お話していますが、判断の基準は人それぞれです。
1.5流でもいい。そこから「自分自身」の一流を目指せ!
今回、ご紹介した「リーダの一流、二流、三流」の本の中より、少し深堀りをしていきましょう。
すべての項目で、すばらしい定義をされているのですが、8章48項目のうち、特に気になった項目 (7項目) に限定して話をしていきます。
① 部下のモチベーション
- 三流は、モチベーションなんて関係ないと考える
- 二流は、モチベーションを上げようとする
- 一流は、モチベーションを下げる要因を除去する
部下のモチベーションを下げる原因や傾向を把握する
改善ポイント
私は、モチベーションを上げようとすることを最優先としていますが、確かに、モチベーションを下げる要因があるなら、リーダーとして排除していかないといけません。
② 時間の確保
- 三流は、お客様に対する時間だけを確保
- 二流は、資料作成の時間も確保
- 一流は、意図的にサボり時間を確保する
余裕を持って仕事をする
改善ポイント
サボるという表現だと少し誤解がありますが、できる人は仕事を減らす努力をします。結果的に余裕が生まれ、余裕を持って仕事ができるようになるということですね。
③ 決断
- 三流は、常識を基準に考える
- 二流は、データを基準に考える
- 一流は、直感を基準に考える
最後の決断は自分の感覚を頼りにする
改善ポイント
正確なデータが判断基準には必要ですが、そのデータを元に今までの経験やこれからの動向から判断する力が必要となる。
④ 仕事の報告
- 三流は、100%仕上げてから上司に見せる
- 二流は、60%の段階で、上司に見せる
- 一流は、10%の段階で、上司に見せる
差し戻しの被害を最小にとどめる
改善ポイント
資料でもそうですが、まずは、目次や簡単な構成図を書いてみてから、早めに上司に確認してもらうように意識しています。
昔ながらの考え方だと、何でもかんでも聞きにいくと、上司に自分で考えろぉ~と怒鳴られていたものですが、この考え方や意識を取り入れてからは、資料の生産性が向上しました。
⑤ 接し方
- 三流は、部下に嫌われようとする
- 二流は、部下に好かれようとする
- 一流は、好かれよとも、嫌われようともしない
感情的にならずに指摘する
相違ポイント
ここは、少し意見が異なるところです。
嫌われる人は、何かしらの問題があるからです。
仕事のやりやすさを重視する場合、好かれる方が断然良いからです。
感情的にならずというと、無関心な感じにもなりますが、人と積極的に会話することは、確実に良い職場になることを体現しているからです。
⑥ 雑談
- 三流は、私語厳禁とする
- 二流は、ニュースなどの時事ネタを話す
- 一流は、部下に関するネタを話す
部下の仕事やストレスの状況を把握する
相違ポイント
相違というほどでもないのですが、私の場合は、どちらかというと自分のネタで話をして、仲間からの話題を引き出します。
自分のことを話すことで、相手も話やすくなるからです。
自分の課を取りまとめていた時は、毎朝、朝会を開き、自分のネタを3分ほど話すことを日課としていました。本当に雰囲気が良くなり、部下がチームとして仕事をしてくれるようになり、自分で考えて行動するようになった経験があるので、有効ですよ。
⑦ ナンバー2
- 三流は、ナンバー2などいらない
- 二流は、成績でナンバー2を決める
- 一流は、人柄でナンバー2を決める
チーム内に相談できる人を置いておく
相違ポイント
人柄が良い人だけでは、むずかしいと感じています。
仕事ができて+人柄が良いというところがポイントで、周りとうまくやっているメンバーは、必然的に性格も良く、周りからの信頼もあるからです。
周りから、話しかけずらいというのは、最もNGです。
他にも参考になるところはあるのですが、特に改善できるところや、自分の方向性を貫くという視点で話をしました。
一流を目指すことは、悪いことではありません。
ただ、何をもって完璧な一流とすることもむずかしいのです。
ここで説明したとおり、いくつかの「改善ポイント」や「相違ポイント」があります。
すべてではないという時点で、一流ではないのかもしれません。
だからこそ、1.5流から入りましょう。
改善ポイントを克服していくことで、一流に近づき、相違ポイントを貫くことで、自分の色を出していけばよいのです。
それが、最終的に、あなた自身の一流になるのです。
まとめ
では、まとめていきましょう!
今日のテーマは、『一流ではなく1.5流を目指す意識の必要性!』
2.1.5流とは「6:3:1」の割合(一流6割 二流3割 三流1割)
1.一流だけがすべてじゃない!あえて完璧を目指さない意識を持て!
- すべて「一流」はすばらしいが、そこに「こだわる」と個性が失われる
- 基本的な一流の定義は大事だが、一番大事なことは「柔軟性を持つ」こと
- 一流の定義+柔軟性=あなたの個性(1.5流でいい)
2.1.5流とは「6:3:1」の割合(一流6割 二流3割 三流1割)
- 単純に一流であれば、せめて半分以上は一流(5割以上なので6割)となり、1割ぐらいは三流になり、残り3割は2流の定義が当てはまるというようなゆる~い考え方がちょうど良い!
- 三流は自分視点、二流はリーダ視点、一流はさらに上の視点や別の視点を持つ!
1.5流でもいい。そこから「自分自身」の1流を目指せ!
- あえて 「一流」ではなく、「1.5流」から入る
- 改善ポイントや相違ポイントは必ずある
- 改善ポイントを克服していくことで、一流に近づき、相違ポイントを貫くことで、自分の色を出していく
- 最終的に、あなた自身の一流になる
仕事でも、プライベートでも、何かを極めるというのは大変なことです。
自分の努力も必要ですが、自分だけではできない仕事も存在します。
その時、すべてをあなたがやろうと思ってもできない場合があります。
結果的に他に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
いつも一流を意識するのではなく、他の人の助けも借りながら、足りない部分を補う気持ちも大事です。
1.5流だっていいじゃないですか!
まずは 気楽 にいきましょう!
そこから、あなた自身の一流に近づけていくことをおススメします!